Claude Code のスキル
あなたと一緒に育つ
AI プロジェクト管理。
ぼんやりしたアイデアを渡してください。エージェントがそれを分解し、自分で決められることは自分で決め、残りをあなたに聞きます。そして細部まで着手できる明確さになるまで、裏で考え続けます。ボードの実体は docs/kanban/ にあるただの Markdown。git の中にあり、データベースも MCP も要りません。
ターミナルに描画したボード。git にあるファイルそのものです。
作業を分解する
エージェントがアイデアを読み、サブタスクに切り分けます。紛れ込んでいた無関係な要望は、独立したタスクとして取り出されます。
ループで問い直す
エージェントはまずそのアイデアを疑うところから始めます。記憶と常識で決められることは自分で決め、残りはあなたに回します。質問が尽きるまでループし続けます。
24 時間動き続ける
分解と問い直しは、そのアイデアが明確な仕様になるまで裏で走り続けます。
すべての判断をたどれる
その仕様がどう形になっていったかを、いつでも一歩ずつ見返せます。
自分からタスクを出す
エージェントが各モジュールの記憶から機能案を持ち出してきます。1 つ却下すればそれが記録され、同じ種類の案は二度と出てきません。
使うほど賢くなる
あなたが口を出すたび、その判断が記録され、エージェントのその後の決定を導きます。記憶はプロジェクトのモジュール単位で整理されます。
作業の順番を決める
ただ分解するだけではありません。依存関係を洗い出し、効果と手間を天秤にかけて、正しい順番で進むようにします。
最初から最後まで面倒を見る
仕様が固まっても仕事は終わりません。提案、明確化、実装、アーカイブと、タスクの一生をまるごと回すので、ボードには常にプロジェクトの実態が映ります。
AI4Kanban は小さなチーム向けに作られています。いまのコーディングエージェントは、明確な仕様さえ渡せば動くコードにしてくれます。けれどぼんやりしたアイデアを渡せば、間違った前提の上に間違ったものを作ってしまいます。AI4Kanban はあなたが過去に下した判断を覚えていて、それを手がかりに、同じぼんやりしたアイデアを着手できるだけ具体的な仕様に変えます。
プロンプト 1 つでインストール
プロジェクトのルートで、Claude Code(あるいはシェルコマンドを実行できる任意のエージェント)にこう伝えてください:
Set up ai4kanban for this project. Read
https://ai4kanban.dev/INSTALL_PROMPT.txt
and follow it.エージェントがスキルを .claude/skills/kanban/ にコピーし、あなたのコードベースを読んで設定を埋め、ボードを用意し、最初の 3 つのタスクを提案します。
Claude Code のなかで AI4Kanban を使う
入れてしまえば、あとは普通の言葉で動かせます:
ブラウザで開けるローカルのボード
聞くより見たいときは? コマンド 1 つで、同じ Markdown ファイルの上にボードが開きます。IDE のツリーでファイルを探さなくてもタスクを丸ごと読めますし、同じプロンプトを打ち直さずクリックひとつで動かせます。
これは任意です。インストール時に余計なものは入りません。使いたくなったら Claude に頼むだけ:
/kanban run the local board UIClaude がビルド済みのサーバーを立ち上げてくれます。localhost のみ、コンパイルも不要です。
各カードのボタンが、その操作をエージェントに引き渡します。チャットは不要です:
- 実装 — このカードを Claude に渡して作らせる
- 編集 — カードを直す。実行はしない
- 詳細化 — 詰まったカードを 1 歩進める
- 回答 — カードに残っている質問に答える
- アーカイブ — 終わったカードをしまう
- 却下 — カードを捨てて理由を残す
インディーハッカー向けプリセット
誰も見ていないところで一日中作り込んでしまうのは、ひとり開発の典型的な落とし穴です。このプリセットは時間を 3 つに割ります。ユーザーを見つける、需要を確かめる、作る。Claude が新しい作業を 1 つに偏らせず、3 つに散らし続けます。
growth
50%ユーザーの前に出る。投稿、直接の声かけ、ローンチ。Claude が試す価値のある方法を提案し、下書きまで書きます。
validation
30%深く作り込む前に、市場が本当に欲しがっているかを確かめる。正直な問いを投げ、試用を配り、結論を残す。
building
20%MVP に留める。自分の仕事を増幅するとき、プロダクトを強くするとき、ユーザーがはっきり求めたときだけ作る。
indie-hacker プリセットにはレビュー関門も付いています。堀(moat)テストと信頼テスト、さらに、作り始める前に Reddit や X へ投げて市場を検証する方法も入っています。インストール時に自分のトラックと配分に差し替えられます。
フラットなリストではなく、Markdown でやるプロジェクト管理
フラットな ToDo リストは、しょせんただのリストです。これはリストにできない 4 つのことをします。繰り返しの仕事、大きな仕事のサブタスク、やったことの記憶、そしてスループットの集計です。
繰り返しタスク
一度やって終わり、では済まない仕事があります。そういう仕事は 1 枚ずつカードにして docs/kanban/todo/recurring/ に置き(アーカイブされることのない仕事です)、Claude Code の /loop に、毎朝など好きな周期で回させましょう。
競合ウォッチ
競合が何をリリースし、何を変えたかを見て、反応すべきものに印を付ける。
ソーシャルリスニング
Reddit や Slack の新しい投稿を拾い、重要なものを浮かび上がらせる。
ボード点検
バックログを一掃して、古い・重複・実は完了済みのカードを見つける。
どの仕事にも同じ自動化レベルが要るわけではありません。カードはどの段にいても構いません。自分の手でやるものから、Claude に任せるもの、スクリプトが勝手に回すものまで:
各仕事は、上げられるところまで上げましょう。手を動かし続けるものもあれば、勝手に回り出すものもあります。
グループタスク
着手できないほど大きなタスクは、たいていそのまま放置されます。1 枚のカードに収まらなくなったら、それはグループタスクになります。専用のフォルダに、追跡用の root.md と、部品ごとのカードが 1 枚ずつ。各部品は自分の ID を持ち、Blocked by と Related のリンクでつながるので、次に手を付けるものが常に分かります。
todo/42-payments/
root.md # the tracking task
feature/43-checkout.md # a subtask, its own card + id
feature/44-refunds.md
bug/45-webhook-retry.mdプロジェクトの記憶
ボードを回すことはループです。毎回、Claude が 3 つの情報源から新しい作業を提案し、あなたが判断し、その結果を記憶ハブに畳み込みます。だから次の回は、やり直しではなく前回の続きから始まります。
- 1
提案. 3 つの情報源から、まだリリースも棚上げもされていない作業を探します:
- あなたのプロジェクト — コードベース、ボード、ドキュメント、チームのチャット。すでにあるものをつなぎ、やる価値のある作業にします。
- 外の世界 — Reddit、Slack、あなたの CRM。繰り返しタスクが新しいシグナルを取り込み、見つけたものをボードに置きます。
- あなた — あなた自身の方向づけとフィードバック。ボードに残るので、良い判断が失われることも、二度聞かれることもありません。
- 2
あなたが判断. やる、飛ばす、あるいは筋書きを直す。Claude に一言返せば十分です。
- 3
学習. 結果とあなたのフィードバックをハブに畳み込み、次の回の出だしを鋭くします。
memory.md各スキャンのメモが次に引き継がれ、情報源ごとに読み込み位置が残ります。だから変わった分だけを読み直します。
archive.mdリリースした作業は 1 行に縮みます。提案の前にここを読むので、済んだことを再提案しません。
rejected.mdあなたが却下した案は理由ごと残るので、二度と持ち出してきません。
redesign.mdあなたが正した設計ミスはメモになり、次のカードが同じ間違った筋書きを繰り返しません。
タスクの指標
アーカイブされたカード 1 枚がリリース 1 単位。だからあなたの速度は、作業のすぐ隣、git のなかの数字にすぎません。ダッシュボードも別ツールも不要です。
metrics.csv は 1 日 1 行。完了、作成、却下、そしてその合計です。スクリプトが更新し続けるので、あなたが触ることはありません。